今年を振り返る2024
昨年に続いて、今年1年を振り返ってブログを書いてみよう。
1月
- 春からの就職に向けて、家を探しに行く。「全盲の家探しは大変だ」という噂を聞いていたが、会社からも駅からも近い、非常に便利な場所があっさりと見つかる。
- 卒検ラストスパート。昨年行った研究の成果を論文にまとめ、文章力のなさに絶望。
2月
- 無事に卒論を提出。
- 「パソコンのタイプ音がうるさい」と言われてしまったため、FILCOの静音(ピンク軸)キーボードを購入。それまで使っていた赤軸キーボードを欲しがっている友人がいたので、フルキーボードが1個ムダにならずにすんだ。
- 約3年間過ごした大学の寮を出て、実家に帰る。大量の荷物の整理に追われる。
- ChatGPTの有料プランに契約。プログラミング、文章の校正、英語と日本語の翻訳など、いろいろと活用。
3月
- 静岡で一人暮らしを開始。最寄り駅や会社への行き方を覚えるべく、歩行訓練を受ける。その際にお世話になった歩行訓練士が某団体の偉い人だと判明し、いろいろとマニアックなやり取りをする。
- 大学の卒業式に参加するため、静岡からつくばに行く。引っ越しでバタバタしている最中に「卒業式で謝辞を述べてください」というメールが届き、ほぼ即興で作った文章を提出。入学式(コロナ禍だったため正確には2年生の歓迎式典)での発表に続き、なぜか全員の前で発表をすることになる。
- ACTLabの総会のため、日帰りで東京に行く。
- ZOOMのハンディーレコーダーに音声読み上げ機能が付いたことを知り、実際に購入。このブログに詳しい解説記事を書く。
4月
- 仕事開始。
- 数年ぶりの知人から連絡があり、久しぶりにインターネットラジオに出演。しかし公開された番組を自分ではいまだに聞いていないので、どんな仕上がりになっているのかは謎。
5月
- 友人が静岡に遊びに来る。浜松の楽器博物館を10年以上ぶりに訪問。
- ACTLabのメンバーと、知人数名とともに、最近のコンピューターやアクセシビリティについて一晩中語る会(通称「計算機と戯れるミーティング」)の第9回が行われる。しかしそのことをすっかり忘れ、別の予定を入れてしまったためにほとんど参加できず。
6月
- はじめての出張で名古屋に行く。
- 静岡ではじめて「ガイドヘルパーと出かける」という経験をする。
7月
- 静岡市から三島市へ、車で出張。静岡県の広さを実感する(要するに想像以上に遠かった)。
- iPhoneのバッテリーがかなり劣化してしまったので、バッテリー交換をする。
8月
- 40歳までの視覚障害者が対象のオンラインイベントに参加。せっかく社会人になったので、年上の視覚障害者との交流もしてみようという試み。
- 夏休みに実家へ帰省。
- 個人の趣味で参加している「視覚障害リハビリテーション協会」の総会に参加。
9月
- 東京で行われた「第32回視覚障害リハビリテーション研究発表大会」に参加。仕事で行ったのだが、大会プログラムにも部分的に参加。大学でお世話になった先生と再会したり、オンラインで何年も前から交流があった方と直接挨拶したりして、この業界の狭さを実感。大会の懇親会に参加できなかったのが心残りだが。
- カセットテープの音声をパソコンで録音するための機材を購入。安物機材のクオリティーに絶望しつつ、手元にあるカセットテープをすべて再度データ化。
- ふと思いついてFacebookアカウントを作成。知っている名前を見かけることが想像以上に多くて驚く。
10月
- 大学時代にお世話になった先生からの依頼で、オンラインのインタビューに参加。
- Windows 10のサポートが来年で終了することに気づき、パソコンの買い換えを検討し始める。
11月
- 視覚障害者向け総合イベント「サイトワールド」に参加。
- 人生初のコロナに罹る。1週間程度で体調は回復したものの、1か月間咳が止まらずに苦労する。
12月
- 静岡県内で、まったく想定外の知り合いに会って驚く。
- 大阪に出張。個人的な思い入れがあり、「この出張にはどうしても行かせてほしい」と交渉して実現したもの。
- 新しいパソコンを買う。GPUを搭載しない代わりにCPUとメモリをグレードアップさせた結果、想像以上に操作の反応が良くなって感動。
- 突然「約100本のカセットテープをデータ化してほしい」という依頼が来る。9月に買った機材をフル稼働させて頑張るも、なかなか思ったように作業が進まずに苦労する。
- 8月に続き、40歳までの視覚障害者が集まるイベントに参加。
- なぜか、視覚障害者向けのナビゲーションデバイス「あしらせ」を購入。
と、こんなところだ。 今年は仕事が始まり、どうしてもそれ以外のことをする時間が取れなくなってしまった。
来年は、最近ほとんどできていないACTLabの活動にも力を入れていきたいと思っている。 最近「音楽活動は再開しないのか」という質問をときどきいただくのだが、それはもう少し先になりそうだ。