今年を振り返る2023
数年前まで、大晦日になると、その1年を振り返るツイートを毎年投稿していた。 そんな中、2020年の大晦日はactlabのサイト・ソフトの公開準備で忙しくしており、タイミングを逃してしまった。 私の性格的に、1度やめてしまったことを再開する記が起きず、それ以来、1年を振り返るようなツイートはまったくしていない。
さて、今年は新たにブログを開設し、ある程度長い文章を書き残す場所ができた。 要するに、良いリセットの機会になったわけだ。 ということで、私が2023年に何をしてきたのか、月ごとに軽く振り返ってみよう。
1月
- 某社のアクセシビリティ研修に、スクリーンリーダーの利用者として参加
- 就職活動が本格的に始まる
2月
- 地域のバリアフリー推進のための事業として、街歩きの会に参加(全盲視覚障害者の視点で意見を述べる、ということで、それらしいことをもっともらしく喋ってどうにか乗り切る)
- 引き続きいろいろな企業の説明会や面接に参加
3月
- 友人数名にNVDAでの基本的なWindows操作を教えるべく、オンラインで数回の口座(という名の私がひたすら喋るだけの時間)を行う
- 生まれてはじめて美術館に行く(こんな機会でもなければ、絶対に行こうとしなかったと思うが)
- actlabのメンバー全員がはじめて対面する(その後、雨のせいでなかなか帰れなくなる)
- 画面読み上げソフト「JAWS」日本語版のテスターとして活動を始める
4月
- はじめてオンラインではない面接に参加
- なぜか突然ブログを始める(その辺の経緯は別の記事に書いている)
5月
- 就職活動が無事に終了!
- 都内で開かれた視覚障害者向け機器の展示会に、出展者側のスタッフとして短時間だけ参加
- iPhoneアプリ「shikAI」の実証実験に参加
- actlabのメンバーと、知人数名とともに、最近のコンピュータやアクセシビリティについて一晩中語る会(通称「計算機と戯れるミーティング」)を行う(年に数回のペースで、今回が第6回)
6月
- 何をしていたんだろう、JAWSについてゴソゴソやっていた程度か?
- 私がもっとも好んで使っている日本語音声合成エンジンである「ドキュメントトーカ」のiPhone版がリリースされたことを知り、使いつついろいろとメーカーにフィードバックを送る
7月
- 視覚障害のある中高生向けの「科学へジャンプ」が私の通う大学で開催され、友人数名とともに少しだけ顔を出す
8月
- 大学のオープンキャンパスに少しだけ参加(1回目。初対面の後輩といろいろ喋る)
9月
- actlabで開発合宿をする
- 大学のオープンキャンパスに少しだけ参加(2回目。思いがけず友人と再開)
- 「視覚障害者がサイエンスを学ぶためには」というようなテーマのディスカッションに呼ばれ、得意分野であるアクセシビリティについてそれらしいことを喋りつつどうにか乗り切る
10月
- 某放送局のスタジオに潜入(私は何もやっていないが)
11月
- 視覚障害者向け総合イベント「サイトワールド」に、結局のところ3日とも参加
- 「計算機と戯れるミーティング」第7回を開催
12月
- 某社のアクセシビリティ研修に参加し、スクリーンリーダーの実演を行う
- 卒業研究関連の活動をいろいろと行う
- 何やらいろいろな会議に呼ばれる
とまあ、ざっとこんな感じである。 日常的な予定の管理に使っているGoogleカレンダーを1年分振り返りながらこの記事を書いてみた。 「もっと楽しげな思い出はないのか」と突っ込みたくなるような内容だが、私自身はこれでも非常に楽しいのだ。
来年は、4月から社会人になる。 それに伴って引っ越しをしたり、卒業研究の最終仕上げをしたりと、とくに前半は忙しくなりそうだ。 ということで、来年の振り返り記事には何を書くのだろうか。